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アルバイトやフリーターは収入が安定しないイメージもあり、お金を借りられるか不安な人も多いでしょう。

アルバイトで生計を立てている人がお金を借りる方法はいくつかあります。

借入先や申込時の注意点を知っておけば、いざという時に役立つでしょう。

この記事では、アルバイトの人がお金を借りる時に知っておくといいポイントをまとめています。

今すぐお金が必要で困っている人や、知識をつけておきたい人はぜひ参考にしてください。

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アルバイトはカードローンならお金を借りられる

アルバイトがお金を借りるなら、消費者金融カードローンがおすすめです。

消費者金融カードローンでは、「安定した収入があれば申込可能」と定めており、勤務形態については言及していません。

実際にアイフルでは、利用者の職業を大まかに公開しており、「約22%がパートやアルバイト」としています。

約22%がパートやアルバイトを示すグラフ画像
引用:こんなお客様にご利用いただいています|アイフル

派遣社員といった、正社員以外での雇用形態で働いている人を合わせると25%以上。

雇用形態にとらわれず、非正規雇用の人でも利用しやすいのが消費者金融カードローンのメリットです。

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消費者金融カードローンの借入条件は安定収入があること

大手消費者金融・信販系カードローンでは、申込条件を以下のように定めており、安定収入があれば申込可能です。

カードローン名申込条件
アイフル・満20歳以上69歳まで
・定期的な収入と返済能力を有する人
プロミス年齢18歳以上、69歳以下の本人に安定した収入のある方
SMBCモビット年齢満20歳以上69歳以下で、安定した定期収入のある人
レイク・満20歳~70歳
・国内居住の人、日本の永住権を取得している人
アコム・成人以上の安定した収入と返済能力を有する人
・当社基準を満たす人

以上の情報を見てわかる通り、カードローンの申込条件に雇用形態は含まれていません。

毎月安定した収入があれば、アルバイトやパートでも申込可能です。

アルバイトの申込について、申込の可否を明記しているカードローンもあります。

Q、アルバイト(パート)・派遣社員・主婦(主夫)も契約できますか?

A、はい。20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

引用:よくあるご質問|アコム

Q、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員でも契約は可能ですか?

A、パート・アルバイトなどでも、お仕事をされていればお申込みいただけます。

引用:よくあるご質問|アイフル

アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、審査のうえご契約いただけます。
また、現在お仕事をされている場合、主婦や学生の方も、審査のうえご契約いただけます。

引用:よくあるご質問|プロミス

大手消費者金融は、「アルバイトやパートでも申し込みできる」と明記している場合が多いです。

申込時は雇用形態の記入を求められますが、収入が安定していればアルバイトでも借入可能です。

消費者金融はアルバイト、パートでも即日融資に対応している融資に特化したサービス。

なるべく早くお金を借りたい人は、消費者金融カードローンの利用を検討しましょう。

アルバイトでも借りられるおすすめのカードローン

ここからは、アルバイトでも申し込みできるおすすめのカードローンをご紹介します。

大手消費者金融・信販系カードローンは、雇用形態に限らず借入時に多くのサービスが受けられます。

「アルバイトでも借りられる」と明記しているカードローンばかりなので、申込条件を確認した上で自分に合ったカードローンを選びましょう。

今日から勤務でも申し込みできるレイク

レイクのオリジナルキャプチャ画像

融資時間最短25分
金利4.5~18.0%
無利息期間最大180日間
パート・アルバイトの申込

レイクは、勤務日数に限らず収入があれば申込可能です。

働き始めの勤務についてレイクに問い合わせたところ、以下の回答が得られました。

Q.アルバイトで働き始めたばかりですが、借りられますか?

レイク「毎月安定した収入を得られる方であれば、働き始めでもお申し込み可能です。」

Q.勤務日数は関係ないですか?

レイク「はい。今日働き始めた方であっても、収入が得られる見込みがあればお申し込みできます。」

勤務日数に限らず、今日から働く人でも申し込めるのは大きなメリット。

アルバイトを始めたばかりで、金銭的に余裕がない人にもおすすめです。

申込後の電話連絡で働き続ける意思を示し、職場への在籍確認も素早く対応しましょう。

給与明細や源泉徴収票など、収入証明書を用意できれば、アルバイトでも電話連絡を避けられる可能性があります。

数日でも働けば申し込みできるアイフル

アイフルのオリジナルキャプチャ画像

公式サイト詳細はこちら
融資時間最短18分
金利3.0~18.0%
無利息期間最大30日間
パート・アルバイトの申込

アイフルは、アルバイトを始めてすぐでも、数日働けば申込可能

記事の冒頭でも紹介した通り、申込者のうち約22%がアルバイトなので、雇用形態に限らず積極的に審査してくれるカードローンです。

またアイフルは原則在籍確認なしで申し込みできます。

アルバイトでもある程度長く勤務していれば、在籍確認の電話なしで借り入れできる可能性があります。

働きはじめの人だけでなく、借り入れがバイト先にバレたくない人にもおすすめです。

審査時間は大手消費者金融の中でも早く、最短18分で融資してもらえるため、今日中に現金を用意しなければならない、急いでいる人も利用できます。

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電話での在籍確認ができれば借りられるプロミス

プロミスのオリジナルキャプチャ画像

公式サイト詳細はこちら
融資時間最短3分
金利4.5~17.8%
無利息期間最大30日間
パート・アルバイトの申込

プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低めに設定されているカードローンです。

0.2%のみですが他社より金利が低いので、できるだけ金利を抑えて借り入れたい人におすすめ。

プロミスでは、在籍確認さえ取れれば働き初めのアルバイトでも借入可能

働き続ける意思がある人は電話でその旨を伝えれば、前向きに審査してもらえる傾向です。

バイト先で電話対応ができる人は、プロミスでの申し込みを検討しましょう。

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カードローンはアルバイトの働き始めでも借りられる?

アルバイトで生計を立てている人は、定期的にアルバイト先を変える人も多いでしょう。

働いていない期間が短くても、定期的に職場を変えると勤続年数はリセットされます。

カードローンに申し込みたい人の中には、「最近仕事を変えたばかりでまだ働き始め」という人も少なくありません。

大手消費者金融に、「働き始めでもお金を借りられるか」と問い合わせた際の返答が以下の通りです。

プロミス

「在籍確認が取れれば、勤務日数は何日でも問題ありません。」

アイフル

「定期的に働いている人であればお申込可能です。」

レイク

「勤務日数に限らずお申込できます。例えば、今日から働き始めた人でも申込可能です。」

いずれのカードローンも、「働き初めの人も申し込みできる」と回答がありました。

ただし、あくまで可能なのは申し込みです。

審査の結果によっては借り入れできない可能性があるので注意してください。

審査落ちしてしまった場合、同じバイト先で仕事を続けて、3ヶ月後以降のタイミングで再度申し込みましょう。

審査落ちしてすぐに申し込み直しても、審査結果は変わらない場合が多いです。

ある程度勤務を続け、安定収入と勤続の意志があると判断してもらえれば、審査に通過する可能性があります。

アルバイトやパートの人は銀行カードローンを利用できる?

低金利で借り入れできる銀行カードローンを利用したい人も多いでしょう。

結論から述べると、アルバイトでも銀行カードローンへの申し込みは可能です。

消費者金融より金利が4.0~5.0%ほど低く、支払う利息が少ないので軽い負担でお金を借りられます。

しかし銀行カードローンは、消費者金融より審査基準が厳しい傾向です。

過去、銀行カードローンは「お金の貸しすぎ」が問題となり、即日融資サービスを取りやめました。

また、返済能力の有無をより詳しく判断するため、警視庁データベースの照会が義務付けられています。

国会でも銀行カードローンの規制を厳しくする請願が行われており、上記の内容から銀行カードローンは厳しく審査を行う傾向です。

一例として、メガバンクが提供しているカードローンの申し込み条件を見てみましょう。

カードローン名申込条件
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・保証会社(アコム㈱)の保証を受けられる
・原則安定した収入がある
三井住友銀行のカードローン・満20歳以上、満69歳以下
・原則安定した収入がある
・当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる
・使いみちが事業性資金以外である
みずほ銀行カードローン・契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満
・ 安定かつ継続した収入の見込める
・ 保証会社の保証を受けられる
りそな銀行カードローン・申込時の年齢が満20歳以上満66歳未満
・継続安定した収入がある
・当社所定の保証会社の保証を受けられる

以上を見て分かる通り、銀行カードローンも雇用形態について言及はありません。

ただし、アルバイトで審査に通過するのは難しいと考えておきましょう。

銀行カードローンでは収入の安定性を特に重視されます。

そのため、固定給ではなく時給で収入を得ているアルバイトやパートは審査で不利に働きます。

学生レベルの収入では審査通過しにくい

銀行カードローンでは、「学生の申し込みNG」と明記している場合があります。

【イオン銀行カードローン】学生ですが申し込めますか?

誠に申し訳ございませんが、学生の方はお申込みいただけません。

引用:よくあるご質問|イオン銀行

なぜ学生の申し込みが禁止されているかというと、「学生の収入では返済能力がない」と判断されているからです。

つまり銀行カードローンでは、「学生でなくても学生と同じくらいの収入なら、審査通過が難しい」と判断できます。

日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査結果」において、大学生のアルバイト代年収平均は415,900円と発表されています。

月収にすると約35,000円程度なので、毎月の収入が4万円以下の人は学生でなくても審査通過が難しいでしょう。

パートやアルバイトで銀行カードローンを利用したいなら、最低でも毎月4万円以上の安定収入が必要です。

アルバイトでも低金利で借りたいならネット銀行カードローンがおすすめ

銀行カードローンの申し込みが難しくても、消費者金融はためらいがある人におすすめなのがネット銀行カードローンです。

ネット銀行カードローンは、通常の銀行カードローンより前向きな審査を行ってくれる傾向です。

メガバンクと比較すると特別金利が低いわけではありませんが、消費者金融の利用を避けたい人に向いています。

実店舗がないネット銀行を不安に感じる人もいるかもしれませんが、最近はネット銀行も通常の銀行と同じようにサポートが充実しています。

ネット銀行口座を持っていると便利な場合も多いので、カードローンへ申し込むついでに口座を作っておくといいでしょう。

アルバイトでも申し込めると明記がある楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンのオリジナルキャプチャ画像

公式サイト詳細はこちら
融資時間最短翌営業日
金利1.9~14.5%
無利息期間なし
パート・アルバイトの申込

楽天銀行スーパーローンは、申し込みから借り入れまですべてスマホで完結できる銀行カードローンです。

利便性は消費者金融カードローンに近く、24時間いつでも利用可能です。

楽天銀行スーパーローンでは、2012年からパートやアルバイトの申し込みも可能としています。

2012年2月1日より、パート・アルバイトでお勤めの方の「楽天銀行スーパーローン」へのお申込受付を開始させていただきました。

一定のご収入があればどなたでもお申込いただく事が可能です。

引用:「楽天銀行スーパーローン」パート・アルバイトの方のお申込受付開始について

申し込みには安定収入を求められますが、勤務形態は問われないのでアルバイトでも申し込みできます。

消費者金融の利用を避けたい人、低収入でもなるべく低金利のカードローンを利用したい人におすすめです。

申し込みはこちら

アルバイトの人がカードローン審査で重視されるポイント

消費者金融、銀行カードローン含めすべてのカードローンでは、審査基準を明確に公表していません。

しかし、どのカードローンもおよそ以下のポイントを基準に審査しています。

  • 収入の安定性
  • 勤続年数、または勤続する意志の有無
  • 他社借り入れの有無、金額
  • 信用情報

アルバイトの人は時給制の場合が多いため、特に収入や勤続年数が重視される傾向です。

なるべく審査に通るためにも、申込前に審査で重視されるポイントをチェックしておきましょう。

アルバイトでお金を借りるには毎月2~3万円以上の収入が理想

まずカードローンの審査で重視されるのは、安定した収入があることです。

安定した収入とは、「毎月一定金額以上の収入がある状態」を指します。

例えば、下記の人がいると仮定しましょう。

  • 毎月10万円ずつ、120万円の年収があるAさん
  • 1年に2回60万円ずつの収入があるが、それ以外の月は収入0円で年収120万円のBさん

どちらも年収120万円の人ですが、Aさんは安定した収入があるので審査で有利になります

しかしBさんは収入がある月とない月がまばらにあるため収入が安定しておらず、審査で不利になる傾向です。

アルバイトを掛け持ちしている人や、日雇いのアルバイトで生計を立てている人は、毎月の収入が安定しない場合も多いでしょう。

カードローンを利用したい時は、なるべく毎月の収入が一定になるよう調整してください。

また、審査時に年収の金額はあまり重視されない場合が多いです。

極端に言えば、毎月1万円ずつでも収入があれば審査に通過する可能性があると言われています。

しかし、お金を借りたら毎月一定金額返済しなければならないので、あまりにも年収が低いと希望の金額を借りられない可能性が高いでしょう。

先程も紹介した通り、少なくとも学生が稼げる程度の収入が望ましいです。

アルバイトのみでも、毎月2~3万円程度の収入を目指してください。

勤続年数は長い方が審査で有利!働き始めなら勤続の意思を伝える

消費者金融カードローンの審査において、勤続年数が少なくても審査を受けられます。

アイフルやレイクから「働いて数日でも申し込める」と回答をもらっている通り、申込条件に勤続年数は関係ないと分かるでしょう。

しかし、審査に通過するためにはある程度勤続年数が長いと有利です。

同じバイト先で働き続けている人は、「収入が安定している」「働く意思がある」と判断されやすいです。

在籍確認以外で返済能力があると判断しやすいポイントなので、できる限り同じバイト先に勤務し続けましょう。

最近バイト先を変えた人や働き始めたばかりの人は、今後も働く意志があると伝えてください。

現時点で他社借り入れがある人は借入金額に注意

カードローンの申し込みでは、現在他社からの借り入れがないかを必ずチェックされます。

カードローンを取り扱っている貸金業者は、貸金業法を遵守して運営しています。

貸金業法で気をつけなければならないのが総量規制です。

総量規制とは、借りられる金額を年収の3分の1までに制限する法律。

例えば年収300万円の人なら、最大で100万円までしか借りられません。

既に他社で50万円借りている場合、残り50万円までしか借りられないので注意しましょう。

他社借り入れがある人は、審査時に以下の2点をチェックされます。

  • 総量規制を超える金額で申し込んでいないか
  • 申し込みした金額が返済能力を超えていないか

新しく申し込むカードローンの希望限度額は、他社借り入れと合わせて総量規制を下回るよう入力してください。

また、総量規制以下でも本人の返済能力を超えると判断された場合、希望の金額は借りられません。

特にアルバイトの人は正社員より安定性に劣るため、他社借り入れが審査においてマイナスに働く可能性があります。

今回新しく申し込むカードローン以外で、既に借り入れがある人は注意してください。

信用情報はカードローン以外の支払い状況も重視される

カードローンの審査では、必ず信用情報がチェックされます。

信用情報とは、クレジットカードやローンの利用状況を客観的にまとめたものです。

主に、支払いを延滞していないかを確認する目的で利用される情報です。

CICJICCといった信用情報機関を通して確認されます。

過去、様々な支払いで延滞した経歴があると、カードローンの審査でマイナスに働いてしまいます。

確認されるのはカードローンだけでなく、分割払いや後払いといったすべての支払状況です。

信用情報に記録される支払い例

  • カードローン、各種ローン
  • 奨学金
  • スマートフォンの料金支払い
  • クレジットカードの支払い
  • 後払いサービス
  • 高額商品を購入した際の分割払い

カードローン以外であっても、何度も支払いを延滞した経験がある人は注意が必要です。

信用情報は個人で開示もできるので、不安な人は審査前に開示しておきましょう。

また、これまで自分の名義で一切支払いに関する契約を結んでいない人も注意が必要です。

自分の名義で支払いした経験がない人の信用情報には、何も記録されていません。

記録がないと、逆に「支払い能力があるか、支払いの意志があるか」を客観的に判断しにくく、審査で不利に働く場合があります。

一度でもいいのでクレジットカードを使っておくなど、可能な範囲で信用情報を蓄積しておきましょう。

アルバイトでお金を借りる場合の借入条件は?

次は、アルバイトがお金を借りる際の借入条件について詳しくご紹介します。

各種カードローンでは、「最大500万円まで借入可能」「最低金利は3.0%」といった魅力的な条件が掲げられています。

しかし、アルバイトの人が好条件でお金を借りるのは難しいでしょう。

ここからは、アルバイトの人がどのような条件で借り入れできるか、具体的にご紹介します。

アルバイトなら借入限度額50万円以下が妥当

まず借入限度額についてですが、アルバイトの場合最大でも50万円前後が目安でしょう。

先程も説明した通り、カードローンには総量規制が適用されます。

年収150万円の人は最大で50万円まで借りられますが、基本的に総量規制ギリギリまで借りるのは難しいです。

総量規制で定められている限度額が50万円の場合、審査に通るのは最大でも30万円ほどだと考えてください。

つまり、50万円借りるためには最低でも年収が200万円以上必要だと考えられます。

正社員と同じくらいの収入があっても、収入の安定性は少し劣ってしまいます。

そのため、アルバイトの人は限度額およそ10~30万円で審査に通る場合が多いです。

総量規制ギリギリで申し込んでも可決されない場合が多いので、本当に必要な金額に限って申し込んでください。

借入希望額は自分の返済能力を考慮して決める

借入希望額を決められない人は、自分の収入と照らし合わせて返済できる金額だけ借りましょう

各カードローン会社で利用できる返済シミュレーションを利用して、自分の支出を想定してみてください。

例えば、アイフルで20万円借りて2年かけて返済する場合、毎月の返済金額は10,000円です。

以上の結果を踏まえて、毎月1万円ずつ支払いできるか計算してみましょう。

毎月の支出例(月収15万円の場合)
家賃5万円
光熱費、水道代7,000円
食費2万円
交通費1万円
雑費1万円
交際費3万円
アイフルへの返済1万円
合計14万7,000円

上記はあくまで一例ですが、毎月15万円の収入があれば返済も含めて生活できると分かります。

このように、返済シミュレーションだけでなく実際の生活に当てはめて考えるのが大事です。

特にアルバイトで生計を立てている人は、1年を通して最も収入が低い月に基準を合わせて考えましょう。

その他の支出と合わせて、無理のない範囲で借入金額を決めてください。

延滞なく返済を続ければ増額申請も可能

最初の限度額が低くても、しばらく利用を続けていると増額できる可能性があります。

カードローンで増額するには、以下のポイントが重要です。

  • 毎月延滞なく返済している
  • 時給が上がった、勤務日数が増えたなどで収入が上がった

まず何よりも、毎月の返済を延滞なく行っているのが大切です。

延滞なく返済し続けていれば信用情報が蓄積され、増額時の審査で有利に働きます。

支払状況に加え、何らかの要因で収入が増えた人も増額しやすいでしょう。

より多くのお金を借りたいなら、他社に申し込むのではなく同じカードローンを長期間使い続けた方がおすすめです。

アルバイトの人は上限金利が適用される

カードローンの金利は、「3.0~18.0%」と広範囲に定められています。

金利は審査によって個別に決められるので、必ず全員が下限金利でお金を借りられるわけではありません。

適用される金利は基本的に、借り入れる金額で決められます。

貸金業法では、借り入れた金額ごとに上限金利が定められています。

借入金額上限金利
10万円未満20.0%
10~100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

参照:日本貸金業協会

先程、アルバイトの人は最大でも50万円程度しか借りられないとご紹介しました。

上限金利に当てはめて考えると、10~50万円程度の借り入れは18.0%の金利が適用されます。

アルバイトがお金を借りる場合、基本的に各カードローン会社の上限金利が適用されると考えておきましょう。

長期間、延滞なく利用を続けると金利を見直してくれる場合もありますが、最初は上限金利で借りる場合が多いです。

支払う利息が18.0%であると踏まえた上で、無理のない金額を借りてください。

アルバイトでお金を借りる時に知っておくべき注意点

ここからは、アルバイトがお金を借りる際に気を付けておくべきポイントについてご紹介します。

知っておくと便利な情報もあるので、申込前にかならずチェックしておきましょう。

在籍確認は必ずあると思っておこう

お金を借りる際、在籍確認をネックに感じている人も多いでしょう。

在籍確認とは、申込時に入力した勤務先で本当に働いているかを確認する行為です。

勤務先に電話をする方法が最も手っ取り早いので、在籍確認は基本的に電話で行われます。

しかし勤務先で借り入れがバレるきっかけになるので、在籍確認を避けたがる人が多い傾向です。

最近は「原則在籍確認なし」を掲げているカードローンもありますが、アルバイトやパートの人は基本的に在籍確認があると思っておきましょう。

アルバイトは気軽に始めて辞められるので、虚偽情報を記入しやすいです。

正社員より勤務先をごまかしやすいので、慎重に在籍確認が行われる傾向です。

アルバイトの人は、在籍確認があると頭に入れて事前に準備しておきましょう。

特に働き始めで、電話を取る人が自分の勤務を把握していないと在籍確認に失敗しやすいです。

できる限り自分で電話が取れるよう、自分が勤務する日に在籍確認してほしいと事前に相談してください。

どうしても自分で電話に出られない場合、「クレジットカードを作るから在籍確認に協力してほしい」と言っておきましょう。

電話連絡を避けるには最低でも1ヶ月以上の勤務が必要

電話での在籍確認を避けたい人は、代わりに書類提出で対応してもらえる場合があります。

在籍確認のために提出する書類は、勤務先の住所や連絡先が書かれた収入証明書です。

アルバイトが用意できる主な収入証明書は、源泉徴収票や給与明細でしょう。

ここで注意が必要なのは、バイト先を変えたばかりの人です。

働き始めて1ヶ月未満の人は、現在勤務しているバイト先の給与明細をまだもらっていません。

在籍確認時に提出できる収入証明書を用意できないので、書類での対応が難しくなります。

在籍確認を書類で行いたい人は、最低でも1~2ヶ月以上勤務してください。

場合によっては2ヶ月以上の給与明細を求められる時もあります。

掛け持ちしている人はメインの職場を記入して申し込む

アルバイトで生計を立てている人は、掛け持ちしている人も少なくありません。

カードローンの申込時に記入できる勤務先は基本的に1社なので、掛け持ちしているバイトのうちメインの1社のみを記入します。

申込時は1社分の収入しか記載できないため、希望の金額を借りられない可能性も考えられるでしょう。

掛け持ちしているバイトの収入も合わせて審査してほしい人は、申込後にコールセンターで相談してください。

収入が認められれば借入限度額が上がる可能性もあります。

掛け持ちしている2つ目のバイト先にも在籍確認されるので、どちらも対応できるよう準備しておきましょう。

アルバイトがカードローン以外でお金を借りる方法3選

消費者金融カードローンはアルバイトやパートでも申し込みできますが、必ずしも全員が審査通過できるとは限りません。

ここからは、カードローンを利用できなかった人向けに、アルバイトやパートが利用できる他の借入方法をご紹介します。

どうしてもお金を用意しなければならない人はぜひ参考にしてください。

バイト代の前払いは緊急性が認められれば可能な場合もある

バイトでも、給料の前払いを利用できる場合があります。

労働基準法25条では、給料の前払いについて以下のように定めています。

使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であつても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。

引用:労働基準法

簡単に言うと、緊急性が認められる時、雇用者は給料を前払いしなければなりません。

給料の前払いは労働者に認められた権利なので、上記の条件に当てはまる場合はバイト先に相談しましょう。

ただし、「無駄遣いをして生活費が足りない」「ギャンブルに使いたい」といった個人的な理由では、前払いを認めてもらえません。

あくまで緊急時のみ利用できる制度なので注意してください。

どうしてもお金が必要なら親や友人から借りるのも1つの手

人に話して納得してもらえる事情があるなら、親や家族に貸してもらうのも1つの手段です。

知り合い同士の貸し借りなら金利も必要なく、カードローンで借りるより好条件でまとまったお金を借りられます。

しかし、お金の貸し借りは信頼関係で成り立っている行為です。

お金を借りると、相手との関係が悪くなってしまう可能性もあります。

どうしても友人や親からお金を借りるなら、借用書を作成して誠意を見せ、借りたお金は必ず早めに返済しましょう。

友人や親から借りるのも最終手段と捉え、何度も頼らないのが無難です。

高価なものがあれば質屋でお金を借りられる

貴金属やブランド物が手元にある人は、質屋でお金を借りることも検討しましょう。

質屋は、預け入れる商品の査定額から5~7割程度の金額を貸してくれます。

物を担保に入れてお金を借りるので、雇用形態がアルバイトでも、収入が低くても問題ありません。

高額査定してもらえるものならまとまったお金を融資してもらえるので、まず身の回りにブランド物がないか探してください。

時計や宝石、バッグだけでなく、パソコンやiPadといった電気製品や、カメラも質入れ可能です。

質屋で借りたお金は3ヶ月以内に返済すれば、預け入れた品物が返却されます。

返済できなかった場合品物は売却となりますが、返済の義務はありません。

アルバイトでお金を稼ぐまでのつなぎとしても利用できるので、カードローンの前に検討するのがおすすめです。